狩野派狩野常信
狩野派とはA
室町時代中期「15世紀」
から
室町時代末期「19世紀」
迄
室町幕府の御用絵師となった狩野正信を始祖とし、その子孫は、室町幕府崩壊後・足利将軍・織田信長・豊臣秀吉・徳川将軍等に絵師として仕え、時代と共に後ろ楯結を得て画壇の中心となり、内裏・城郭・大寺院の障壁画から扇面などの小画面に至るあらゆるジャンルの絵画を手掛ける職業画家集団として日本美術界に多大な影響を及ぼした。
兄弟等の血族関係
を主軸とした画家集団
約4世紀間の長期に渡り
国の画壇に君臨した
世界的に例を見ない
狩野常信享年77歳
1636.4.18-1713.2.21
寛永13.3.13-正徳3.1.27
京都出身
幼名:三位
通称:右近
後:養朴
元信・永徳・探幽 四代家一人・高評を博す
16世紀:桃山時代
1650.4. 15歳 父尚信 亡き木挽町狩野家を継ぐ
父の没後 伯父探幽 引き取られ 薫陶を受ける
室町水墨画の古画を自ら学ぶ
多くの模写を描く
室町時代の花鳥図を取り入れた
研究心に富み古画縮図を多く描く
江戸時代前期江戸幕府に仕えた御用絵師
李下に冠を*正さず
中国の古典詩『君子行』
Don't correct the crown to Lee
不正・誤解を招く
紛らわしく疑わしい行為
は
避けるべきである
という戒めのことわざ
原文:賢明な人は嫌疑をかけられる様な行いをせず災いを未然に防ぐものである。
由来:李(すもも)木の下で曲がった冠を被り直すとスモモの実を盗んでいると誤解を招く恐れがある事から。
『古楽府』
*整さずとも記する
He that will do no ill, must do nothing that belongs thereto.
悪事をするまい と思う者は 悪事と思われる振る舞いをしてはならない。
続:狩野周信・1660-1728
⚫︎常信の長男
続:狩野安信・1614-1685(牧心斎)
⚫︎探幽の弟
続:英一蝶(安信師事)
続:狩野永納・1631-1767
⚫︎曽祖父・永徳
⚫︎安信に師事
感動の共感を
作:静涯結心
感動の共感は
日本中・全世界
の
心を結ぶ
株式会社マイ・エブリシング
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